日曜日の思いつき
東京庚申堂が「宗教法人」を名乗ることができたらけっこう面白いかも。そう思いついたのは、ある日曜の昼下がりのことでした。
もちろん、きっとそう簡単には認証されないでしょう。でも今後なんとか頑張れば、数年後にはひょっとしてうまく認証されちゃうかもしれない。そう思って宗教法人の設立について調べてみました。
宗教法人の作り方
宗教法人の設立や運営は、「宗教法人法」という法律に基づいておこなわれているようです。
宗教法人は公益事業に係る法人税と、宗教施設に係る固定資産税等が非課税になります。
ようは寄付に税金がかからないってことでしょうか。まあ年商10万円、寄付金320円の庚申堂には関係ないけれど、これはあきらかに優遇ですね。
宗教法人の所轄庁は、その主たる事務所の所在地を管轄する都道府県知事とします。
ということは、ぼくらの場合窓口は都庁になります。ふむふむ。
宗教法人の設立には、以下の項目を満たす宗教団体が存在していなければなりません。
いよいよ来ました。まるで雑誌の適性度チェックをやってみる心境。よし来い!
→ 一定の教義があること。これは大丈夫。古く道教より連綿と受け継がれてきた教えがあります。
→ 儀式行事を行っていること。これも当然大丈夫ですね。庚申堂はきっちり60日に一度、庚申講をやってます。
→ 信者がいること。まあこれもOKでしょう。毎回の講には、人が集まってきてくれます。
→ 公衆礼拝の施設があること。ありますとも。庚申堂本堂には、立派な祭壇だってあります!
→ 宗教教師がいること。いるいる!それはぼくです!
→ 以上の要件を備えた宗教団体で、過去数年以上活動実績を有すること。庚申堂は今年で4年目!だから丸三年は実績があります!!
…あれ、これでおしまい?ということで、条件はなんなくクリアしてしまいました。ならばこれは…、やってみるしかないではありませんか。
いざ、都庁!
「んー、だめですねこれは。礼拝施設が賃貸じゃあ」
その週のある日、会社を抜け出して都庁の生活文化局都民生活部管理法人課に出向いたぼくは、意に反して簡単にダメ出しされました。そう。どうやら礼拝施設は、自前じゃないとダメみたいです。
余談ですが都庁の担当職員は、鼻息あらく迫る目の前の若造(ぼく)を、あからさまに招かれざる客扱い。いろいろ上記項目をチェックしたあと、礼拝施設のところで鬼の首をとったかのように勝ち誇って云いました。
サービス業の自覚なき浅はかな高姿勢に「この税金ドロボーめ!これだからアンタらはいつも、小役人ってバカにされるんだ」という思いに駆られましたがよく考えると、こんなネタのために公務員つかまえて時間食ってる自分のほうが税金ドロボーか、と思いなおし、そこは矛をおさめて帰りました。
求む
てなわけで、庚申堂は宗教法人にはなれませんでした。でも、「なんだ、そんなことなら土地と建物をくれてやる」という、粋でお金持ちな個人もしくは企業がありましたらすぐ私までご一報ください。たぶん、あと土地と建物さえあれば、認可おります。