そして伝説が生まれた
キムケン氏とぼくらは、第十五回庚申講で一晩中遊ぶために、お台場にある「大江戸温泉物語」に向かった。
「いや、キムケンさんココたぶん風呂と違いますて」
ボケもいつになくキレキレだ
「いや、オレええわ。あとにする」
「なんでやねん。入ろうや」
「いや、いま入ったら確実に吐く」
そして翌朝、8:30。閉館まぎわの大江戸温泉内に、退去をせかすアナウンスが流れる。
「うん」
「風呂入られへんかった」
「マジかよ!」
「うん。寝過ごしてもうた」
「いまから急いで入ってきぃや」
「あかん、なんかもう閉まってて掃除しとんねん」
「このために大阪出張からとんぼがえりしてんけどなぁ」
「ここ入るだけで3400円も払ろたのになぁ」
「しかもメガネどっかなくしてもうてるし」
「うん?」
「とりあえず風呂どんなんやったか、あとで教えて。
職場のみんなに報告せなあかんから」
「うん。わかった(泣)」
(退館後)
「ぼくらこのまま直接会社行くけど、キムどうする?」
「 いや、オレいったん家帰るわ。とりあえず家でシャワー浴びたい」
date:2003.06.16